高速タイピングには、人の指の修練以外にキーボードにも必要な機能があります。 キーの入力速度が上がれば上がるほど必要になってくる機能です。

• Nキーロールオーバー機能
  複数のキーを押したときに、押されたキーを確実に検出できる機能です。 Nが2,3などの数字の場合は、数字の数だけの同時押しキーに対応しているという事になります。 Nの場合は、キーの個数制限が無いということです。
• アンチゴースト
  複数のキーを押したときに、誤入力を防ぐ機能
• キーの耐久性
  耐久性が低いよく使うキーが変形したり、文字がうすくなったりと困ります。

高速タイピングを行うと、キーを押して、離す前に次のキーを押す動作が発生してしまいます。
この時、キーロールオーバー機能が無いと、キーが離される前に押されたキーの入力は無かったことになり、誤入力の原因になってしまします。 タイピング速度が上がれば上がるほど、キーの同時押しのタイミングが増え、Nキーロールオーバーが無いとそもそも作業になりません。

アンチゴーストは、キーボードの作り上の問題でキーロールオーバーを実装したキーボードにおいて、押して無いキーが押したことになってしまう現象を無くす機能です。
通常はNキーロールオーバーと表記されているキーボードには書かれて無くても実装されている機能になります。

上記の事を考慮して、キーボードを選ぶと必然的にお値段が1万円以上のラインナップになってくるかと思います。

え！キーボードに1万円と思われる方は、店頭で展示されているキーボードを触って見てください。
また、可能であれば店頭のPCに繋いで入力の差を体感いただければ納得のお値段と思っていただけるのではないかと思います。

有名なスポーツ選手は道具にもお金をかけます。良いバット、良いラケット。 パソコンを使う我々も良いキーボードが必要なのです。

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